project史縫というシリーズについてまとめたwikiです。

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「次のニュースです。株式会社ニューラル・ネット・マキナは本日の記者会見にて、人間の脳波をもとに画像を出力する新型のソフトウェアの発表が予定されています。この新型のソフトウェアについて専門家からは……」

 昼の1時。本の山に立てかけた携帯から流れるニュースを聞きながら、寝起きの口にトーストを運ぶ。
 昨日、一昨日と原稿の執筆と推敲を行なっていた身体は重く動かない。今日で何徹目だろう。だが、これだけ頑張ったのにもかかわらず、仕事は減っていくばかりだ。
 というのも、最近は紙や電子書籍の出版社が著しく減ってきている。物語はネット上で簡単に生成でき、気軽に見られるからだ。いちいちお金を払って買う人なんてほとんどいない。数年もすれば僕の仕事も0になる頃だろう。
 ま、それでも僕は好きで執筆しているのだが。

 スマホの画面が止まったところで、食べ終えた皿を食洗器に入れ、ボタンを押した。
 ピコン、と通知の音が鳴った。
 めずらしいなと思いながらも、受信ボックスを開ける。
 

     出版 編集部
 風街紘 様


 当社のコンテストにご応募いただき誠にありがとうございます。
 厳密に審査した結果、以下の結果となりましたので連絡いたします。


 ……



 「落選」という文字が大きく書かれていた。
 これで何回落ちたのだろうか。 もちろんこれ以外のコンテストはない。
 今、執筆しているものだけは、受かってほしいものだが。

 窓を開けてコンクリートの摩天楼を見る。
 空は見えない。



◆◇◆ ◆◇◆



「あなたも一日でAIを使いこなせる!? このサイトを見るだけであなたもすぎにイラストが作れます!」

 胡散臭い広告を飛ばし動画を見る。
 一昔前は画像生成AI=悪だとするような風潮があった。
 しかし今ではAIを使わないとイラスト売れなくなるような、そんな社会になってしまった。
 現に僕の友人はイラストレーターなのだが、最近はAIの学習させるためのイラストの依頼が多くなってきたそうだ。
 SNSにイラストをあげても「AIで作ったものじゃないのか」とか「AIのほうが綺麗に描けてる」とかのコメントもあるそうだ。

「今の時代、アナログな創作は売れない」

 それが友人の口癖だった。
 僕もそれが口癖になりつつある。

 AI技術はどこまで発展するのか。



◆◇◆ ◆◇◆



 ついに最後の小説コンテストがなくなった。AI小説コンテストは数多くあるが、人の書いた小説のコンテストは    出版だけだった。
 技術の発展は凄まじい。しかし、それはメリットとデメリットもある。と思う。

 僕はどうやって生きればいいのか。
 AIと生きていくにはどうすればいいのか。

 
 携帯を開けた。
 高原の写真が保存されていた。



◆◇◆ ◆◇◆



 もし人が作ったものがダメなのなら

 僕はAIを1から作る

 「作品を作る"モノ"を人が作る」

 僕はこの道を選ぶ。


 こんな未来は望んていない。  どう足掻こうと結果は同じなんだ。
























 









project史縫は誰が作ったのか?















2件の通知があります





















この作品はTwitterのリプから思いついた作品です。


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