第一章 御神木7:00
【狼月】「……耕樹。水夜岐は今どこに居る?」
【耕樹】「今は神想川を下っている」
【狼月】「分かった。直行する」
【???】「おっと、水夜岐の親友さんじゃん。久しぶり」

生きる樹木
句々乃 Kukuno
【句々乃】「今からどちらに?」
【狼月】「その水夜岐のところへだ。悪いが急いでいるから通らせてもらう」
【句々乃】「おっと、そう簡単には通らせないよ?」
撃破後
【狼月】「急いでいるんだ。じゃあな」
【句々乃】「ふふ。それじゃあね」
第二章 静寂(神想川)9:00
【狼月】「ここをまっすぐ進めばいいんだな?」
【耕樹】「ああ。おそらくそれで問題ないだろう」
【狼月】「分かっ」
【耕樹】「いや、待て。静寂の森の方向だ」
【狼月】「……そうか」
【??】「お前ら、どこに行くんだ?」
【??】「お出かけかな?」

川の神格化
木野山神河闇 Kakura Kinoyamagami

雨の神格化
木野山神高雨 Takaame Kinoyamagami
【狼月】「河闇と、高雨か。悪いが今は急いでいるから邪魔しないでくれ」
【河闇】「ほう。急用か」
【狼月】「そうだ。じゃ」
【高雨】「狼月。もしかして何か隠してる?」
【狼月】「……はぁ?」
【河闇】「確かに。雰囲気が違う」
【高雨】「そう。それに何かいろいろ持ってるし」
【狼月】「……何も隠してないから。ただの急用」
【河闇】「本当か?」
【高雨】「こんなに慌ててるのも珍しいね」
【狼月】「……だから」
【狼月】「早くいかせろ……」
撃破後
【狼月】「じゃあな」
【高雨】「行っちゃった、ね」
【河闇】「ああ。そうだが……なぁ高雨。水夜岐はどこに居るんだ?」
【高雨】「そういえば見てないね……どこ行ったんだろ」
3rd stage A もう一つの陰(静寂の森)12:00
【狼月】「……はぁ。今、水夜岐はどこに居るんだ?」
【耕樹】「……」
【狼月】「耕樹? 聞こえるか?」
【狼月】「耕樹?」
【耕樹】「……悪い。見失った」
【狼月】「見失った? じゃあどうすればいいんだよ……」
【耕樹】「水夜岐の目撃情報を聞くしかないだろうな」
【狼月】「目撃情報……」
【狼月】「なあ。そこのお前。水夜岐を見なかったか?」
【?】「……はぁ。みやぎ?」

希/望映す鏡同体
映宮仁 Zin Utsunomiya
【仁】「どんな人?」
【狼月】「青と緑の服を着た片腕の人。身長は俺より高いくらいか」
【仁】「……見た気は、するけど」
【狼月】「どの方向に行ったんだ?」
【仁】「方向は……分からない」
【狼月】「わからない……? 見たのにもかかわらず?」
【仁】「……はぁ」
【狼月】「俺は急いでいるんだ。できるだけ正確な情報を……」
【仁】「なんでてめぇが偉そうにしてんだよ。なら他のヤツに聞けばいいだろうが!」
撃破後
【仁】「……ま、負けた、のか」
【狼月】「すまない。急に弾幕を展開するから無意識に……」
【仁】「……」
【狼月】「それと、さっきの発言は俺が悪かった。すまない」
【仁】「……良いよ別に。それと、あんたの言ってる人は向こうに行ったと思う」
【仁】「細かいことはわからないけど」
【狼月】「そうか。ありがとう、助かった」
4th stage A 反転する結末(静寂の森)14:00
【狼月】「耕樹。今目撃があった方向へと向かっている」
【耕樹】「了解。俺は援護くらいしかできないが任せたぞ」
【狼月】「もちろん」
【??】「あら、珍しい組み合わせね」

転生の花
御崎香蓮 Karen Mizaki
【香蓮】「狼月とオオイカヅチさん」
【狼月】「香蓮……何の用だ?」
【香蓮】「何もないよ。ただ渡したいものがあってね」
【狼月】「渡したいもの?」
【香蓮】「そう。ただ……」
【狼月】「ただ、何だ?」
【香蓮】「少し勝負でもしようよ」
撃破後
【狼月】「で、渡したいものってなんだ?」
【香蓮】「……これ」
【狼月】「なんだこれ。黒い石か?」
【香蓮】「それは反珠というやつだ」
【狼月】「反珠、か。ところでこの文字は何だ?」
【香蓮】「ͱ(ヘータ)。お前にとっては意味のない文字だが、これから向かう敵にとっては脅威となる代物だ」
【香蓮】「さあ。あの狐の元へと向かうがいい!」
Final stage A やっぱり俺がいないと(原生地)16:00
【耕樹】「……狼月。今持っているものは何だ?
【狼月】「反珠というものらしい。ヘータという文字が書かれている」
【耕樹】「反珠……ͱ……なるほど。そういうことか」
【耕樹】「……狼月そこに水夜岐が居るはずだ」
【狼月】「了解。すぐ向かう」
【狼月】「……居たな。よっと」
【狼月】「やっぱり、水夜岐には俺が居ないとだめだな」
【水夜岐】「誰……?」
【狼月】「狼月。お前の親友」
【狐々】「……チッ。仲間が来たか」
【狼月】「お前が例の狐か。ここからでもいくら魔力をため込んだか分かるな」
【狐々】「そうさ。魔力の源となってもらった彼女には感謝しかないよ」
【狼月】「……なるほど。耕樹の判断は間違っていなかったということか」
【狼月】「水夜岐。こいつを倒すんだろ? 何そこでうずくまってんだ」
【水夜岐】「だ、だけど……」
【狼月】「行くぞ」
【水夜岐】「……そ、そうね。行こうか。狼ちゃん」
【狐々】「ふん。何人だろうと関係ない。私が蹴散らすまでだ!」
撃破直前
【耕樹】「今だ狼月! 反珠を狐々の幻珠めがけて投げつけろ」
【狼月】「反珠、か……?」
【耕樹】「いいから早く!」
【狼月】「い、いくぞ!」
【狐々】「……!?」
【狐々】「あれ……魔力が……消えてゆく……どうして」
【??】「反珠というものには効果を消失させるものもある」
【??】「それを使えば、幻珠の封印が行なえる」
【狼月】「香蓮……」
【香蓮】「さすがの活躍だったよ。水夜岐と狼月」
【水夜岐】「どうして、ここに……?」
【香蓮】「簡単だよ。狼月に特殊な石を渡したからそれを見守っただけだ」
【香蓮】「結末はあいつらが決めてくれたからな」
【水夜岐】「結末?」
【香蓮】「ああ。狐が破れ主人公的な存在が勝利する結末に」
【狐々】「くそっ……」
【狼月】「神咲狐々」
【狐々】「……何だ」
【狼月】「俺はお前に同情するよ。俺もそんなことがあったから」
【狐々】「……」
【狼月】「だが、結局大切なのは力ではなく仲間。お前も思い知っただろ?」
【狐々】「……ああ」
【狼月】「また今度でも遊びに来いよ」
【狐々】「……くそっ」
【水夜岐】「逃げちゃった、ね」
【狼月】「まあいいさ。言いたいことは言えたし」
【狼月】「……帰ろうか」
【水夜岐】「うん」
END