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ameagari_fuhto 2023年08月28日(月) 22:48:25履歴
2395/04/01 13:02
木野森神社主宰の花火大会が終わった後、急速に世界の崩壊が始まった。
空は暗い雲で覆われ、地面が崩れ落ち、風が吹き荒れる。
世界に存在していた人間、霊、妖獣、神までもが風に飛ばされる砂のようにはらはらと崩れていった。
私は幽界を現実から切り離し、この空間を隔離した。
おそらくこの崩壊は人間界を中心として波紋状に広がっている。この空間は色究竟天に位置するため崩壊までの時間の猶予があり切り離す余裕があったが、切り離すのが遅かった。前まで1600億由旬もあったこの空間も、今や120万由旬しかなくなった。
2395/04/01 15:43
リリカが慌てながらこの空間に入ってきた。どうやら繋留空間と繋がっていた空間が破壊され、この空間以外と切り離されたらしい。
リリカの話によると、どうやらこの崩壊は天城界によるものらしい。
元々この世界は天城界にある大きなチェス盤とリンクしているらしい。駒を動かせば、この世界にいる存在を自由に動かすことが出来る。そのチェス盤が破壊されたことにより崩壊が始まったのだとか。
2395/04/01 23:56
幽界に残されているいくつかの公文書館に立ち寄って調査をしていくと、どうやら”王女”と呼ばれる人物がこの世界を再起動するための力を持っているらしい。毎回世界が崩壊するたびにその"王女"が現れ、また世界が崩壊した際にその力を使うらしい。
そして、今回の"王女"は静香川アルという人物らしい。
しばらくするとこの史縫高原へ降り立ち、自身の身を犠牲に世界を再起動するらしい。
2395/04/02 08:25
リリカの調査曰く、"王女"は世界を再起動するための力を持っているのではなくあくまで再起動の為の鍵となる存在らしい。また、この世界は何者かに破壊された後に世界のメンテナンスシステムが起動し、今は再起動の鍵となる"王女"の存在を待つだけなのだそう。
まったく。昔からリリカの調査網は広すぎる。
2395/04/02 12:01
どうやら"王女"の命が散ったらしい。これから世界は再起動され、またいつもの現実が戻ってくるはずだ。
2395/04/02 14:47
私は昔、超時空学を研究しており空間の生成メカニズムについては誰よりも詳しく知っている。——いや、リリカの方が賢かったけれども。
仮にこの現実世界が大きなコンピューターだとすると、この幽界という空間はそのコンピューターに接続された別の小さなコンピューターというような存在になる。そうなるように私が作ったのだ。
だから現実世界で何が起ころうと、多少この空間には何も変化がないのだ。