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ameagari_fuhto 2022年11月19日(土) 01:36:28履歴
▶異常な大雨を調査する
【水夜岐】「こんな大雨は初めて見た。この雨を調査しよう!」
【水夜岐】「雨といったら雲か……雲より高い天津岳に元凶がいるはず」
【水夜岐】「こんな大雨は初めて見た。この雨を調査しよう!」
【水夜岐】「雨といったら雲か……雲より高い天津岳に元凶がいるはず」
【水夜岐】「レインコートを着たとはいえ雨が強いから濡れるな……」
【???】「あ、今の神主さん発見」
【水夜岐】「ん?」
【???】「久しぶり! 水夜岐!」

水を集める先代の巫女
天之道 水結 Miyu Amenomichi
【水結】「私のこと覚えてる?」
【水夜岐】「ええ。もちろん」
【水結】「ほんと! やったぁ!」
【水結】「でさでさ、私ね、『もし水夜岐が来たら追い払え』って言われてるの!」
【水夜岐】「え、えぇ?」
【水結】「だからさ、今ここで追い払うね!」
【水夜岐】「え、ちょっと待ってまだ状況が呑み込めてな……」
水夜岐の混乱を置いて、水結はアストロスキルを発動させて大粒の雨をばら撒く。その粒の一つ一つがランダムに輝き、まるで結晶の雨が降っているように錯覚させられるようだ。
そんな中を水夜岐は弾幕の波を直感的に避けていく。手には青色と黄色のお札が握られていた。
水夜岐と水結の間はおよそ10m。その距離を瞬間的に進み、シュッと鋭い音を立ててお札が投げられた。
周りにあった弾幕が消え去り、水結が身体をそらせる。
【水夜岐】「なんか嫌な予感がするからこのまま進ましてもらうね」
【水結】「えーん」
【???】「あ、今の神主さん発見」
【水夜岐】「ん?」
【???】「久しぶり! 水夜岐!」

水を集める先代の巫女
天之道 水結 Miyu Amenomichi
【水結】「私のこと覚えてる?」
【水夜岐】「ええ。もちろん」
【水結】「ほんと! やったぁ!」
【水結】「でさでさ、私ね、『もし水夜岐が来たら追い払え』って言われてるの!」
【水夜岐】「え、えぇ?」
【水結】「だからさ、今ここで追い払うね!」
【水夜岐】「え、ちょっと待ってまだ状況が呑み込めてな……」
水夜岐の混乱を置いて、水結はアストロスキルを発動させて大粒の雨をばら撒く。その粒の一つ一つがランダムに輝き、まるで結晶の雨が降っているように錯覚させられるようだ。
そんな中を水夜岐は弾幕の波を直感的に避けていく。手には青色と黄色のお札が握られていた。
水夜岐と水結の間はおよそ10m。その距離を瞬間的に進み、シュッと鋭い音を立ててお札が投げられた。
周りにあった弾幕が消え去り、水結が身体をそらせる。
【水夜岐】「なんか嫌な予感がするからこのまま進ましてもらうね」
【水結】「えーん」
【水夜岐】「さて、天津岳まで来たけれど」
【水夜岐】「いるんでしょ? タカオカミ様」
【高雨】「よく分かったわね」

山に降る雨の神格化
木野山神 高雨 Takaame Kinoyamagami
【高雨】「さすが、私の神社の当代神主」
【高雨】「ちゃんと仕事をしているのね」
【水夜岐】「ええ。もちろん」
【高雨】「だけれど、来るのが遅かったわね」
【水夜岐】「うぐっ」
【水夜岐】「じ、実は本を読んでて……」
【高雨】「それだけじゃないでしょ」
【高雨】「昼寝とか雑談とか、ずっと神社の中に籠りっぱなしだったのでしょう?」
【水夜岐】「はい。そうです……」
【高雨】「まあそれはそれ。これはこれ」
【高雨】「次は、解決の力量を見せてもらおうかしら」
その一言を皮切りに、高雨は
【高雨】「さすがだわ」
【水夜岐】「はぁ、はぁ……」
【高雨】「この調子でこれからの仕事も頑張ってちょうだい」
【水夜岐】「はい……」
【水夜岐】「いるんでしょ? タカオカミ様」
【高雨】「よく分かったわね」

山に降る雨の神格化
木野山神 高雨 Takaame Kinoyamagami
【高雨】「さすが、私の神社の当代神主」
【高雨】「ちゃんと仕事をしているのね」
【水夜岐】「ええ。もちろん」
【高雨】「だけれど、来るのが遅かったわね」
【水夜岐】「うぐっ」
【水夜岐】「じ、実は本を読んでて……」
【高雨】「それだけじゃないでしょ」
【高雨】「昼寝とか雑談とか、ずっと神社の中に籠りっぱなしだったのでしょう?」
【水夜岐】「はい。そうです……」
【高雨】「まあそれはそれ。これはこれ」
【高雨】「次は、解決の力量を見せてもらおうかしら」
その一言を皮切りに、高雨は
【高雨】「さすがだわ」
【水夜岐】「はぁ、はぁ……」
【高雨】「この調子でこれからの仕事も頑張ってちょうだい」
【水夜岐】「はい……」
◆木野森神社◆
【水夜岐】「ただいま……」
【狼月】「お帰り。風呂沸かしてあるぞ」
【水夜岐】「えっ」
【狼月】「どうした? 何かまずいことがあったか?」
【水夜岐】「あっ、ああっ……」
【狼月】「うん?」
【水夜岐】「ありがとー!!!」
【狼月】「うわっ、ちょっ、お前! ずぶ濡れのまま抱き着くな!」
【水夜岐】「私は最高の親友を持ったよぉお……」
【狼月】「いい加減離れろー!」
◆天津岳◆
私はそのまま水夜岐を神社へ帰した。
どうやら、神主の仕事は慣れてきているようだ。
【水結】「タカオカミ様。一緒に神社へ帰りましょう」
【高雨】「ええ。そうしましょう」
【水結】「それにしても、タカオカミ様はこんなに雨を降らせることもできたんですね」
【高雨】「もちろん。私にかかればもっと強い雨でも降らせられるわよ」
【水結】「おお! さすがタカオカミ様!」
【高雨】「じゃあ、私たちも神社へ帰りましょうか」
【水結】「ええ!」
天津岳から、この高原を見渡した。
儚く美しいように感じられた。
END-1 美しき高原の雨
【水夜岐】「ただいま……」
【狼月】「お帰り。風呂沸かしてあるぞ」
【水夜岐】「えっ」
【狼月】「どうした? 何かまずいことがあったか?」
【水夜岐】「あっ、ああっ……」
【狼月】「うん?」
【水夜岐】「ありがとー!!!」
【狼月】「うわっ、ちょっ、お前! ずぶ濡れのまま抱き着くな!」
【水夜岐】「私は最高の親友を持ったよぉお……」
【狼月】「いい加減離れろー!」
◆天津岳◆
私はそのまま水夜岐を神社へ帰した。
どうやら、神主の仕事は慣れてきているようだ。
【水結】「タカオカミ様。一緒に神社へ帰りましょう」
【高雨】「ええ。そうしましょう」
【水結】「それにしても、タカオカミ様はこんなに雨を降らせることもできたんですね」
【高雨】「もちろん。私にかかればもっと強い雨でも降らせられるわよ」
【水結】「おお! さすがタカオカミ様!」
【高雨】「じゃあ、私たちも神社へ帰りましょうか」
【水結】「ええ!」
天津岳から、この高原を見渡した。
儚く美しいように感じられた。
END-1 美しき高原の雨