project史縫というシリーズについてまとめたwikiです。

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▶異常な大雨を調査する
【水夜岐】「こんな大雨は初めて見た。この雨を調査しよう!」
【水夜岐】「雨といったら雲か……雲より高い天津岳に元凶がいるはず」







Rain stage 降り続く雨(雨の降る空)

【水夜岐】「レインコートを着たとはいえ雨が強いから濡れるな……」
【???】「あ、今の神主さん発見」
【水夜岐】「ん?」
【???】「久しぶり! 水夜岐!」


水を集める先代の巫女
天之道 水結 Miyu Amenomichi 

【水結】「私のこと覚えてる?」
【水夜岐】「ええ。もちろん」
【水結】「ほんと! やったぁ!」
【水結】「でさでさ、私ね、『もし水夜岐が来たら追い払え』って言われてるの!」
【水夜岐】「え、えぇ?」
【水結】「だからさ、今ここで追い払うね!」
【水夜岐】「え、ちょっと待ってまだ状況が呑み込めてな……」

水夜岐の混乱を置いて、水結はアストロスキルを発動させて大粒の雨をばら撒く。その粒の一つ一つがランダムに輝き、まるで結晶の雨が降っているように錯覚させられるようだ。
そんな中を水夜岐は弾幕の波を直感的に避けていく。手には青色と黄色のお札が握られていた。
水夜岐と水結の間はおよそ10m。その距離を瞬間的に進み、シュッと鋭い音を立ててお札が投げられた。

周りにあった弾幕が消え去り、水結が身体をそらせる。

【水夜岐】「なんか嫌な予感がするからこのまま進ましてもらうね」
【水結】「えーん」



Mountain stage 山岳に降り注ぐ雨(天津岳)

【水夜岐】「さて、天津岳まで来たけれど」
【水夜岐】「いるんでしょ? タカオカミ様」
【高雨】「よく分かったわね」


山に降る雨の神格化
木野山神 高雨 Takaame Kinoyamagami

【高雨】「さすが、私の神社の当代神主」
【高雨】「ちゃんと仕事をしているのね」
【水夜岐】「ええ。もちろん」
【高雨】「だけれど、来るのが遅かったわね」
【水夜岐】「うぐっ」
【水夜岐】「じ、実は本を読んでて……」
【高雨】「それだけじゃないでしょ」
【高雨】「昼寝とか雑談とか、ずっと神社の中に籠りっぱなしだったのでしょう?」
【水夜岐】「はい。そうです……」
【高雨】「まあそれはそれ。これはこれ」
【高雨】「次は、解決の力量を見せてもらおうかしら」

その一言を皮切りに、高雨は

【高雨】「さすがだわ」
【水夜岐】「はぁ、はぁ……」
【高雨】「この調子でこれからの仕事も頑張ってちょうだい」
【水夜岐】「はい……」



エンディング

◆木野森神社◆
【水夜岐】「ただいま……」
【狼月】「お帰り。風呂沸かしてあるぞ」
【水夜岐】「えっ」
【狼月】「どうした? 何かまずいことがあったか?」
【水夜岐】「あっ、ああっ……」
【狼月】「うん?」
【水夜岐】「ありがとー!!!」
【狼月】「うわっ、ちょっ、お前! ずぶ濡れのまま抱き着くな!」
【水夜岐】「私は最高の親友を持ったよぉお……」
【狼月】「いい加減離れろー!」



◆天津岳◆
私はそのまま水夜岐を神社へ帰した。
どうやら、神主の仕事は慣れてきているようだ。
【水結】「タカオカミ様。一緒に神社へ帰りましょう」
【高雨】「ええ。そうしましょう」
【水結】「それにしても、タカオカミ様はこんなに雨を降らせることもできたんですね」
【高雨】「もちろん。私にかかればもっと強い雨でも降らせられるわよ」
【水結】「おお! さすがタカオカミ様!」
【高雨】「じゃあ、私たちも神社へ帰りましょうか」
【水結】「ええ!」

天津岳から、この高原を見渡した。
儚く美しいように感じられた。


END-1 美しき高原の雨

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