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ameagari_fuhto 2022年11月06日(日) 01:40:07履歴
プロローグ 春の神社に探し者
春の日差しが眩しい史縫高原。
その中にある一つの神社、木野森神社。比較的広い境内は、隅々まで掃除が行き渡っている。
ここは当代神主の水夜岐とその巫女である狼月の二人が管理しており、先代神主である深淵夜花ミゾレと先代巫女の天之道水結も一緒に暮らしていた。
だけれど、今日は違った。
この神社の中には、私と狼ちゃん以外居なかった。本殿や拝殿、社務所に行ってもミゾレさんと水結さんが見当たらない。
しかも、出掛けるなどを書いた紙の見当たらない。いつもなら書置きくらいは残しているはずなのに。
【水夜岐】「ねえ狼ちゃん。ミゾレさん達知らない?」
一応、狼ちゃんにも聞いてみる。
もちろん答えは――
【狼月】「知らないが……」
だった。
おかしい。こんなことはなかったはず。もしかして……
【水夜岐】「狼ちゃん。いくよ」
【狼月】「え、ちょっと待て、いきなり襟元を掴むな!」
私達は、勢いよく神社を飛び出した。
春の日差しが眩しい史縫高原。
その中にある一つの神社、木野森神社。比較的広い境内は、隅々まで掃除が行き渡っている。
ここは当代神主の水夜岐とその巫女である狼月の二人が管理しており、先代神主である深淵夜花ミゾレと先代巫女の天之道水結も一緒に暮らしていた。
だけれど、今日は違った。
この神社の中には、私と狼ちゃん以外居なかった。本殿や拝殿、社務所に行ってもミゾレさんと水結さんが見当たらない。
しかも、出掛けるなどを書いた紙の見当たらない。いつもなら書置きくらいは残しているはずなのに。
【水夜岐】「ねえ狼ちゃん。ミゾレさん達知らない?」
一応、狼ちゃんにも聞いてみる。
もちろん答えは――
【狼月】「知らないが……」
だった。
おかしい。こんなことはなかったはず。もしかして……
【水夜岐】「狼ちゃん。いくよ」
【狼月】「え、ちょっと待て、いきなり襟元を掴むな!」
私達は、勢いよく神社を飛び出した。













